
アウト消しとは
私は過去にブラック企業に転職した経験があり、そこで経験した大部分は黒歴史になっているのですが、その後ブラック企業から脱出する転職活動においてブラック企業で唯一学んだアウト消しという手法がとても役立つ事に気付きました。
学生時代は面接が苦手で緊張して上手くアピールが出来なかったり、圧迫面接で完敗したりと全く自信が持てなかったのですが、ブラック企業を経験した後、驚くほど面接が得意になっていたのです。🤩
これから面接を受ける方に少しでも役立てばと思い、アウト消しについて説明していきたいと思います。
ブラック企業の営業は、基本的にお客様に必要の無い物・サービスを販売しようとします。
そのためお客様からは当然あれこれ断り文句を言われます。😂
その断り文句を一つずつ消していく手法をアウト消しと言います。
アウトを全て消すと断る理由が無くなり、契約が取れるという仕組みです。
アウト消しの具体例

それではブラック企業の場合、面接の場合のアウト消しの具体例を挙げていきましょう。
ブラック企業の場合
①今より月額費用が上がるからいらない。
【回答】
今と同じ月額費用で新品と交換します。
(実際は支払い期間が長くなる等負担増になる)
②決済責任者がいない。
【回答】
キャンペーン期間中のため、今しかこの安い価格で申し込みが出来ません。
(実際はいつでも同じ価格)
③他社と契約したばかりだから面倒な手続きはしたくない。
【回答】
全てこちらで対応するので、お客様の手間はかかりません。
(実際はしっかり申込書を書かせる)
面接の場合
①通勤時間が長いけど大丈夫?
【回答】
一人暮らしを予定しているので通勤時間は問題ありません。
(実際は一人暮らしの予定が無くても、通勤時間で不採用にならないようにしましょう)
②学部と仕事内容がマッチしない。
【回答】
独学で〇〇の勉強をしています。
入社までに勉強しますので、その他に業務の役に立つ書籍等を教えてください。
(とりあえずやる気のあるところを見せましょう)
③前職の勤続年数が短い。
【回答】
〇年後の自分を想像して、早めの決断がスキルアップに繋がると判断しました。
(早く辞めたことをプラスの印象に変えましょう)
アウト消しをする時に注意する事

アウト消しをただすれば良いというものではありません。
アウト消しをする上での注意点がありますので、併せて実行してみてください。
面接官の話を良く聞く
アウト消しをする時に注意する点として、相手の話を良く聞く必要があります。
話を聞かずにアウト消しを連発すると、相手に良い印象を与えません。
相手の言う事は話し終わるまで良く聞き、なんならおっしゃる通りですと相槌を強めに打つぐらいが丁度良いです。
話しをしっかり聞いた後に、自分の意見を伝えましょう。
面接官は弱いところをつかれた時にあなたがどういう対応をするのかをチェックしているのです。
自分の弱点を把握する
面接を受ける前に自分の弱点を把握しておきましょう。
予め弱点が分かっていれば、面接で指摘をされてもアウト消しの回答を事前に用意出来ます。
ここをツッコまれたら嫌だなぁと思うところは、だいたい面接でツッコまれますので事前に回答を用意しておきましょう。
まとめ

私はブラック企業では、アウト消しを活用して契約を取ることは出来ませんでした。
今となっては人に迷惑をかけずに済んで良かったと思っています。
私の黒歴史にはなりましたが、その後の転職活動や仕事でアウト消しが役に立っているので、ブラック企業に入社した事も無駄では無かったと考えています。
アウト消しの具体例を挙げましたが、自分自身の経験や思い等の背景含めて上手く肉付けして貰えればきっと役に立つ機会があると思います。
大切なのは自分の言葉で思いを伝える事です。
皆さんの面接官の心に訴えかける渾身のアウト消しを期待しています。
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